GMA: 株式市場、週明けに上昇 – ナスダックが再び最高値

2025年9月9日


米国株式

米国株式は週明けに堅調なスタートを切り、投資家がさらなるFRB利下げを織り込む中、ナスダックは再び最高値で引けました。

  • ダウ平均:+0.25%(45,514)
  • S&P500:+0.21%(6,495)
  • ナスダック:+0.45%(21,798)

米国債は買いが継続し、利回りは全般的に低下しました:

  • 2年債利回り:-2.3bp(3.486%)
  • 10年債利回り:-3.4bp(4.040%)

為替・商品市場

利回り格差への注目が強まる中、ドルは引き続き弱含み。

  • DXY:-0.31%(97.46)

商品市場は広範に堅調:

  • ブレント原油:+1.08%(66.21ドル)
  • WTI原油:+0.94%(62.45ドル)
  • 金:+1.37%(3,635.95ドル)

金、3,600ドル突破

金は序盤に3,600ドルを突破し、再び最高値で引けました。直近11営業日のうち9日で上昇しており、FRB利下げ期待の後退と地政学的リスクの高まりがモメンタムを後押ししています。

  • サポート:前日の安値3,580ドル、その次は3,500ドル(過去最高値)
  • リスク:地政学的緊張の緩和、またはFRB利下げ観測の変化
  • 見通し:モメンタムを追う動きが続く限り、押し目は堅調に支えられる可能性が高い

本日の経済カレンダー – 静かな日程も地政学が焦点

経済カレンダーは比較的軽めですが、いくつか注目材料があります:

  • アジア: 中国新規融資(予想7,000億元) → 地域市場の変動要因に
  • 欧州: 独連銀ナゲル総裁およびスイス国立銀行シュレーゲル総裁の発言
     ※特にスイス金利の高さから、シュレーゲル総裁発言に注目
  • 米国: 新規の主要データはなく、再び地政学的動向が見出しを主導し、日中のボラティリティを高める見込み