2025年9月10日
米国株式市場は一晩で続伸し、ナスダックとS&P500はいずれも過去最高値で取引を終えました。ダウ平均も上昇し、米国債利回りと米ドルは前日の下落から一部戻しました。
商品市場では、イスラエルがカタールに滞在するハマス指導者を標的にしたとの報道を受け、地政学的リスク・プレミアムが高まり、原油価格が上昇。一方、金は過去最高水準からやや反落し、投資家の関心は今後発表される米国のインフレ指標に移っています。
経済指標の発表スケジュールは本日から活発化し、中国と米国のインフレ指標が市場の注目を集める見通しです。トレーダーはまた、各国中央銀行関係者の発言にも注目しています。
市場動向
- ダウ平均: +0.43% → 45,711
- S&P500: +0.27% → 6,512
- ナスダック: +0.37% → 21,879
- 米ドル指数: +0.31% → 97.77
- 米2年国債利回り: +7.0bp → 3.556%
- 米10年国債利回り: +4.4bp → 4.084%
- ブレント原油: +0.68% → $66.47
- WTI原油: +0.69% → $62.70
- 金: -0.25% → $3,625.81
本日の主な予定(AEST)
アジア時間
- 11:30 am – 中国CPI
- 11:30 am – 中国PPI
欧州時間
- 9:45 pm – スイス中銀(SNB)シュレーゲル総裁 講演
米国時間
- 10:30 pm – 米国PPI
- 12:30 am – 米原油在庫
📌 本日はインフレ指標と中央銀行の発言を軸に、株式・債券・商品市場で大きな値動きが生じる可能性があります。